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カジノカフェで遊べてしまう理由

カジノカフェ側がアカウントを準備する

カジノカフェ側がアカウントを準備する

オンラインカジノを活用したカジノカフェは、2000年代から徐々に増えるようになりました。
オンラインカジノが運営を開始しているのも大体この年数からで、様々なオンラインカジノが運営されるようになりました。

カジノカフェは、多くのユーザーに楽しんでもらうため、複数のオンラインカジノのアカウントを所持しています。
アカウントの量が多くないと、ユーザーを多く入れて遊ばせることができないためで、オンラインカジノと思われるサイトのアカウントは多く持っているのです。

アカウントが大量に見つかるケースが

カジノカフェを摘発した際に、大量にオンラインカジノのアカウントが確認できる場合もあります。
複数のオンラインカジノを利用していることは当然ですし、中には放棄されているオンラインカジノのデータを不正に利用して、オンラインカジノのサービスを提供しているというカジノカフェもあるくらいです。

アカウントが大量に残っていることは、他にもユーザーが遊んでいる可能性があったり、別のオンラインカジノでギャンブルを行われていた可能性が生まれるのです。
オンラインカジノの処罰はできないのですが、大量に遊んでいるユーザーがいるという事実は、警察としては見逃せない部分になるでしょう。

アカウントは削除できない

警察がオンラインカジノ側にお願いして、アカウントの削除を依頼することはできません。
そもそも日本警察は、オンラインカジノにつながりを持っているわけではありませんし、オンラインカジノに何かを伝えて、改善させるわけでもありません。
完全に無関与であると考えていいのです。

アカウントについては、摘発されているカジノカフェのものだったとしても、オンラインカジノ側が消すことはありません。
ただ、ある程度の年数ログインしていないと判断できる場合は、ログイン状況が確認できないと判断して削除することもあります。

オンラインカジノの摘発はできない

カジノカフェは摘発できても、オンラインカジノがアカウントを提供したとして摘発する方法は使えないのです。
オンラインカジノは海外の会社が健全な方法で運営していることもあり、日本警察が入り込むことができません。

オンラインカジノの摘発ができないために、警察としてはある程度我慢している部分もあります。
オンラインカジノについては、個人利用なら逮捕されないとよく言われますが、警察が海外のサービスに踏み込めないのが大きなポイントでもあります。

未成年も遊ばせて問題になった

未成年も遊ばせて問題になった

年齢制限は、ギャンブルには必要不可欠となっていて、普通は20歳以上になってから利用できるように設定されます。
オンラインカジノの場合も、20歳以上にならないとギャンブルができないようにサイトでは設定しており、年齢が必要最低限に達していない場合はアカウントの作成ができません。

カジノカフェの場合は、オンラインカジノのアカウントをすでに用意しているので、未成年でも遊べる問題があります。
10年ほど前に大規模な摘発が行われたカジノカフェですが、未成年が逮捕されていたことで問題になったこともあります。

カジノカフェは見境なく客を呼び込む

カジノカフェの場合、10年くらい前の摘発までは大々的に宣伝を行っていたり、オンラインゲームサイトという触れ込みで遊べるようにしていました。
未成年の客が入らないように対策をしていた店もありましたが、見た目が未成年じゃないと思われれば簡単に入店できたこともあり、未成年がカジノカフェで遊べる環境は整っていたのです。

しかも、オンラインカジノのアカウントを既に作成しているので、お金さえ払ってもらえれば簡単にカジノカフェで遊べる仕組みになっています。
未成年だと思っても、利益のためには遊ぶ客を作りたいと思っていたカジノカフェも多くあったようで、未成年を遊ばせていることが結構あったのです。

摘発されているカジノカフェで、未成年が遊んでいた事実が発覚して、更にカジノカフェの問題は大きくなっていきました。
摘発などはさらに進むようになり、特に大きなカジノカフェの摘発に全力を挙げるようになったのです。

未成年はギャンブルが禁止されている

未成年はギャンブルが禁止されている

未成年のギャンブルは、日本国内でだけでなく世界でも禁止されており、必要最低限の年齢にならないとギャンブルは遊べなくなっています。
日本でも年齢制限はしっかり守るようにしていて、仮に親から言われて購入するように言われたとしても、ギャンブルでは未成年が購入できないようにしています。

未成年が購入できないような状況を本来なら作らないといけないのに、カジノカフェなどは全く対策をしていなかったことで問題となり、更に2006年の大規模摘発でその存在が明らかになってしまったのです。

今でもカジノカフェの運営を行っている場所は絶対にありますが、未成年だと思っている人を入れないようにする工夫はされていません。
カジノカフェの問題は、未成年を簡単に引きずり込むことができる部分から、非常に闇が深いものと考えていいのです。

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